縁起・文化財

風の音が心に静けさをもたらす

温泉郡道後村字持田にあり
昔河野の一族竹宮の舘墟なりと曰う
竹宮住居の時居邸地位に当たりて夜々一條の瑞気立昇るを怪しみ
地を掘ること数尺にして地蔵尊の石像を得たり因て堂を建て供養す
これ現今此寺に安置する地蔵菩薩なり
館主死して元亀中(一五七〇年)寺院となし西龍寺とす

慶長六年遷化す梅叟壽芳大和尚により開山された曹洞宗の禅寺なり
約四百五十年にわたり持田の歴史と文化を香煙に包み
木造伽藍と竹林を抜ける風の音が心に静けさをもたらす